2012年
水俣市
環境省の「学校エコ改修」事業
設計者として公開プロポーザルコンペで選定され、審査委員は高橋寛、晶子武蔵野美術大学教授
熊本県立大学細井研究室により工事前後の光・熱環境、電力消費等が調査され、省エネ率40~50%が記録された
建築概要
中学校校舎
床面積:5,563.75㎡
改 修:管理・普通教室棟:RC造3階 特別教室棟:RC造2階 体育館:S造1階
増 築:図書室S造1階
環境省の「学校エコ改修」事業
公開プロポーザルコンペで設計者に選定
2012年
水俣市
環境省の「学校エコ改修」事業
設計者として公開プロポーザルコンペで選定され、審査委員は高橋寛、晶子武蔵野美術大学教授
熊本県立大学細井研究室により工事前後の光・熱環境、電力消費等が調査され、省エネ率40~50%が記録された
建築概要
中学校校舎
床面積:5,563.75㎡
改 修:管理・普通教室棟:RC造3階 特別教室棟:RC造2階 体育館:S造1階
増 築:図書室S造1階
環境省の「学校エコ改修」事業は北海道はじめ全国21校で実施されました。
「学校エコ改修」は改修設計~施工、建物使用後と、生徒への環境教育も同時に進めるプログラムで、エコ改修検討会の座長はワークステーションの高橋寛、晶子夫妻で、アドバイザーに熊本県立大学の細井昭憲準教授、環境教育検討会アドバイザーに熊本大学の田中昭雄特任教授が担当されました。
プロポーザルコンペに参加する設計者はエコ改修検討会での勉強会に参加するのが条件という、すべて環境教育の視点で計画された「学校エコ改修」プログラムでした。
学校全体をエコ改修の視点で検討し、一部特別教室の解体、管理・普通教室棟、特別教室棟は各教室、職員室の配置の変更、図書室の増築も含める大掛かりな改修設計でした。
断熱、遮熱、通風、ナイトパージ、設備の高効率化、自然エネルギー(太陽熱)の活用、太陽光発電など、様々なエコ技術を組み合わせることで、生徒の生活環境を改善しました。
改修一年後の教室の温熱環境測定では、大きく省エネになったことが確認できました。