それぞれの場所にそこにだけ吹く風があります。
私達はその風を感じながら建物を作っていきたいと思っています。

建物はその一つ一つに違った環境や与条件がありますが、
どの建物も建て主の大切な財産であると共に
社会にとっても景観や文化としてかけがえのないものであると考えています。

建物は数十年あるいは百年を越え使われ、存在します。

時間と共に建築から景観、そして風景になっていくような、
そんな建物に取り組みたい、というのが風設計室の願いです。

風設計室は約25年、太陽熱利用に取り組んできましたが、多くの依頼主より

●冬暖かく、夏涼しい
●居室以外の廊下や水回りも暖かい
●光熱費が半分になった
●朝 起きた時に暖かいので、すぐ活動できて時間を有効に使える

などの声があり、喜ばれています。

「空気集熱式パッシブソーラー」というと耳慣れない言葉ですが、屋根面で作った暖気を床下に送って、
基礎コンクリートに熱をため、その放熱で建物全体を暖かく保つ『建て方』です。
コンクリートに貯めた熱で室温を保つので、昼間晴れていなかったとしても放熱は数日間続き、暖かい室内環境が保たれます。

ソーラーパネルのような太陽光を電気に変えて使う方法（アクティブソーラー）と違い、太陽の熱を熱として利用するので、シンプルで省エネ効率が高いのです。
同時に換気効果も高くコロナなどの感染症対策にも有効で、介護やペットの臭気対策にもなります。
また、機械（送風ファン）を作る段階での環境負荷も小さく、地球環境に優しいエコ技術です。

詳しくは【太陽熱利用】のページをご覧ください。

■受賞歴