熊本地震で被災した夏目漱石内坪井旧居の災害復旧と内部の展示が完了し、2月9日に一般公開が再開されました。
また、この日は夏目漱石の156回目の誕生日でもありました。
お座敷で50名ほどの来賓及び漱石ファンが集い、肖像画の寄贈や優秀俳句の発表があり、最後に庭で隣接する幼稚園の園児と一緒に紙風船飛ばすバルーンリリースが行われました。
賑やかな歓声と共に、青空へ色とりどりの風船が舞い上がり再開を祝いました。
内坪井旧居には災害復旧で閉館中にも県内外から訪れる人が絶えませんでしたので、工事中から、多くの漱石ファンが待ち遠しく思っておられていることをひしと感じていました。
座敷から庭を眺めると、漱石先生、鏡子夫人、生まれたばかりの長女筆子さん3人と暮らした時代にタイムスリップする気がします。
明治の文豪の生きた様子を感じられる貴重な史跡を、是非、訪れてみてください。
先日公開された徳富旧邸も車で10分ほどの所にありますので、よければ一緒に!