2010年
八代市

太陽熱利用パッシブソーラーを導入したクリニック
同規模の医院建物の建て替えだったが、「光熱費が半分になった」と喜ばれた。

建築概要
診療所（耳鼻咽喉科）
床面積：767.92㎡
鉄筋コンクリート造3階建て
太陽熱空気集熱パッシブソーラー

親子二代で診療されている耳鼻咽喉科クリニックの移転新築です。
旧医院建設時の経験から設計者選定が重要との認識から、お二人で設計者探しをされ、いくつかの事務所に直接面談に行かれたとのことでした。
その中から風設計室を選ばれました。選定の理由は「話を良く聞いてくれて、押し付けがましいところが無かった」と言うことでした。

立地的に恵まれた敷地で、ヒアリングを何度も繰返し、既存の樹木を残すことなど、景観にも配慮しながら設計しました。
建物正面からは見えませんが、太陽熱空気集熱パッシブソーラーも導入しています。
完成後「同規模の旧医院の時より光熱費が半分になった」と言われた時は驚きました。
また、待合室は天井が高い吹抜け空間になっていますが、「建物全体が温かく、冬でも半袖で良いくらい」との感想も聞きました。